切り替えスイッチ

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自分でもダメなところだと分かってはいるのですが、気持ちの切り替えがとても苦手です。
大きなイベントや、とても楽しいことがあったりすると、余韻に浸り過ぎたり灰のように燃え尽きたり、なかなか気持ちの切り替えができないんですね。

散らかった心の中に、切り替えスイッチをポーンとどこかに放っているもんだから、どこにあるのか毎回探してしまいます。

そんなわけで。

今日は、シャキっといきたい月曜日。

でも、（試合に出てもいないのに）若干燃え尽き気味な月曜日。

波がサイズアップしているとのことだったので、軽く1Rdすれば切り替えられるかな？とか思い木崎浜へ向かいました。

思ったよりサイズアップしていてセットは胸肩サイズ。

いつもの悪い癖で、久しぶりのサイズアップになかなかポジショニングとか分からずにいて、ようやっと掴んだファーストウェーブ！

テイクオフもまずまずな感じで行けそうで、意気揚々とボードに立った途端でした。

まるで生まれたての小鹿のように足がワナワナして、アップスに入ろうとしてもできない。

結局倒れこむようにプルアウトして、一体今のはなんだったんだ？今までも下手だったけど、そこまで下手になっちゃった？私脳がなんかなっちゃったんじゃないだろうか？

いろいろな考えが一瞬にして頭に浮かび、まずはワックス塗ったかチェック。

いやいや塗った。しかもメガジョンソン（たまたま車に入っていた超粘着系）。

そのあと、すごーーーく嫌な予感がして、恐る恐るボードを裏返してみたのでした。

（フィンが付いていなかったヨ♡←小声）

もう恥ずかしすぎて顔から火が出そうで、1秒でボードを表に戻しました。

多分試合があったから、三木が私のボードからフィンを外したのだと思う（私が借りてました）。

いくら思い込みで付いていると思ったとしても、なんで乗るまで気づかないのか？

しかもビーチでストレッチするときに、ボードを裏返して置いたではないか。

もう自分のアホさ加減が本当に嫌になりました。

速攻上がってからも、ビーチを歩くのに、どの方向でボードを持てば人にバレないだろうかと考えあぐねるも、どう持ったって、ボトム側からは丸見えです。

でもまあ自分が気にするほど人は他人のことを見ていないものです。

今日だけはそれを全面的に信じて上がりました。

家に帰り、なんか焦っていてフィンが付いたままになっていた、以前使っていたSEAL FISHを持って出直し。

でも狂い始めた歯車はなかなか噛み合わないものですね。

今のSEAL FISHよりも浮力が大分少ないので、パドルは遅いし、テイクオフしてもふらつくし、おまけに1本目で前足が滑るしで、せっかくのサイズアップだったのに、目から変な汗が出そうでした。自業自得の大撃沈。

今日ほど、気持ちの切り替えの大切さに気づいた日はありませんでした。
久しぶりのサイズアップだったのに。今日の課題も頭にあったのに（泣）。

でもいろいろな発見があったので（戒めも込めて）まとめておくことにします。

1．ボードにフィンが付いていなかったらテイクオフもままならない

2．だから私はアライアはきっと乗れないはず

3．今使っているマイボードがどれだけ合っているかに気づかされた

4.　切り替えスイッチは、どこかに放っておかず首にぶら下げておく

以上。そんな月曜日でした。

宮崎市木崎浜近くのサーフショップ＆ウェットスーツファクトリー「サーフスリー」